住友林業で建てる26坪平屋の我が家では、エアコンを3台設置することにしました。
採用したのは、すべてダイキンのAXシリーズです。
当初は「26坪なら1台でもなんとかなるのでは」と考えていましたが、実際の間取りや空気の通り道、普段過ごす場所ごとの快適性まで考えると、LDK・寝室・ランドリールームにそれぞれ1台ずつ設ける方が我が家には合っていると判断しました。
さらに、毎日使う設備だからこそ、省エネ性能や除湿性能、故障時のリスク、将来の交換まで考えています。
今回は、なぜダイキンを選んだのか、なぜAXシリーズにしたのか、そして26坪平屋で3台設置することにした理由をまとめます。
最初は三菱電機の霧ヶ峰にしたかった
エアコン選びを始めた当初、第一候補は三菱電機の霧ヶ峰でした。
ところが、私たちが契約したタイミングでは、少なくともダイキン、日立、Panasonicは選択肢にありましたが、三菱電機は選べませんでした。
ほかにも選べるメーカーがあった可能性はありますが、今となっては正確には覚えていません。
その中で我が家は、ダイキンを選ぶことにしました。
理由は、長年にわたって空調設備を手がけてきたメーカーという印象が強く、空調の専門メーカーとして安心感があったからです。
もちろん、ほかのメーカーが悪いという意味ではありません。
毎日使う設備だからこそ、最終的には「空調を専門としてきたメーカーを選びたい」という気持ちが勝ちました。
AXシリーズを選んだ理由は除湿性能と省エネ
ダイキンの中でも選んだのは、AXシリーズです。
一番魅力に感じたのは、室温を大きく下げずに除湿することを狙える機能でした。
夏場や梅雨時は、単純に室温を下げるだけでなく、湿度を下げることで快適に感じられる場面も多いと思っています。
特に我が家では、ランドリールームのエアコンを衣類乾燥の主役として使う予定です。
冷やしすぎずに除湿できることは、人が過ごすときだけでなく、衣類や浴室を乾燥させるうえでも魅力的に感じました。
もうひとつ重視したのが、省エネ性能です。
打ち合わせの中では、エアコンのエネルギー消費効率について「い・ろ・は」という区分があり、我が家が採用した機種は省エネ性能の高い「い区分」に該当していました。
この区分は単に電気代の目安というだけではなく、住宅の一次エネルギー消費量を計算するときにも使われるものです。
家づくりの打ち合わせをしていた当時も、「い区分かどうかで住宅側の省エネ計算にも違いがあるんだな」と感じたことを覚えています。
我が家ではLDKだけでなく、ランドリールームのエアコンも比較的長時間使う予定です。
特にランドリールームは衣類乾燥の主役として使うため、稼働率が高くなると考えています。
だからこそ、初期費用だけでなく、使い続けるときの電気代や住宅全体の省エネ性能まで考えて、AXシリーズを選びました。
AXシリーズの機能や仕様については、ダイキン公式サイトでも確認できます。
26坪平屋でもエアコンは3台にした
我が家は26坪の平屋です。広さだけを見れば、「エアコン1台でもなんとかなるのでは」と最初は考えていました。
ただ、実際の間取りでは、エアコンから普段過ごす場所までの空気の通り道が長くなる場所があります。1台で家全体をまかなうことを優先するより、LDK・寝室・ランドリールームの3か所に分けて、必要な場所をそれぞれ冷暖房する方が我が家の暮らし方には合っていると判断しました。
また、複数台に分けておけば、どこか1台が故障した場合でも別の部屋で一時的に過ごせます。
26坪だから台数を減らすのではなく、間取りと使い方を見て3台という構成にしました。
採用したエアコンは3台で908,000円
着工合意時の空調工事見積では、次の3台を採用しています。
| 設置場所 | 機種 | クラス | 本体価格 | 配管・取付費 |
| LDK | ダイキン AXシリーズ S635ATAP | 63クラス | 361,000円 | 49,000円 |
| 寝室 | ダイキン AXシリーズ S225ATAS | 22クラス | 200,000円 | 49,000円 |
| ランドリールーム | ダイキン AXシリーズ S225ATAS | 22クラス | 200,000円 | 49,000円 |
エアコン本体は合計761,000円、配管・取付費は147,000円。
単純合計で908,000円です。
※価格は我が家の2026年7月の着工合意時見積によるものです。
LDKは63クラス|少し大きいと思ったけれど住友林業の提案を採用
LDKに採用したのは、AXシリーズの63クラスです。
正直なところ、最初は「もう少し小さい容量でもいいのでは」と感じていました。
ただ、最終的なエアコンの設置場所は北側の壁。
そこからスタディコーナー側を経由して、キッチンまで空気を届けることになります。
特に気になったのが、料理をしているときのキッチンです。
コンロや調理家電を使う場所なので、夏場にキッチンだけ暑くなるのは避けたいと考えていました。
そのため、容量を小さくしてギリギリを狙うより、住友林業から提示された63クラスをそのまま採用することにしました。
単純にLDKの広さだけではなく、エアコンの位置からキッチンまでの空気の通り道と、実際に暮らしたときの快適性を優先しています。
実際にどこまで室温が均一になるのかは、入居後に確認する予定です。
寝室は22クラス|就寝時の快適性を優先
寝室にはAXシリーズの22クラスを採用しました。
寝室はLDKほど広くなく、基本的には就寝時に快適な室温を保てれば十分と考えています。
そのため、寝室については22クラスとしました。
ここでも魅力に感じたのは除湿性能です。
夏場は単純に冷やすだけでなく、湿度を下げた方が快適に眠れることもあります。
就寝中に冷えすぎるのは避けたいので、温度と湿度の両方を調整しやすいことは、寝室用エアコンとしても魅力に感じました。
ランドリールームも22クラス|衣類乾燥の主役にする
ランドリールームにも、寝室と同じAXシリーズの22クラスを設置します。
我が家では、このエアコンを単なる冷暖房設備ではなく、衣類乾燥の主役として使う予定です。
夜に洗濯して室内干しし、エアコンの除湿を使いながら朝までに乾かす。
この使い方を想定しているため、3台の中でもランドリールームのエアコンは稼働時間が長くなる可能性が高いと考えています。
だからこそ、ここでは省エネ性能をかなり重視しました。
さらに、ランドリールームのエアコンにはもうひとつ役割があります。
それが、隣接する浴室の乾燥です。
我が家のお風呂には浴室乾燥機を付けていません。
入浴後は、必要に応じてエアコンの除湿やサーキュレーターを使い、ランドリールームだけでなく浴室の乾燥も補助できればと考えています。
衣類乾燥、ランドリールームの除湿、浴室乾燥の補助、そして人が使うときの冷暖房。
我が家では、この1台にかなり多くの役割を持たせています。
ランドリールームについては、別の記事で洗濯動線や浴室乾燥機を採用しなかった理由まで詳しくまとめています。

全館空調ではなく個別エアコンを選んだ
我が家では、全館空調を導入しようとは考えませんでした。
住友林業の「涼温房」という考え方には共感していて、家そのものの工夫を生かしながら快適に暮らすという方向性は好きです。
一方で、26坪の平屋に全館空調として大きなコストをかける必要性までは感じませんでした。設備をできるだけシンプルにしておきたいという考えもあり、我が家では一般的な個別エアコンを選んでいます。
実際にこの選択で十分だったのかは、入居後の室温や電気代を見ながら確認していく予定です。
LDKのエアコンは当初、寝室の南側壁だった
エアコンの配置では、将来の交換まで考えました。
当初の図面を見ると、LDK用エアコンは寝室の南側壁に設置する計画になっていました。
そこで気になったのが、「配管はどこを通るんだろう?」ということです。
住友林業に確認すると、その配置では隠蔽配管にする予定とのことでした。
私は、この隠蔽配管をできれば避けたいと考えました。
エアコンは、家そのものより先に交換時期が来る設備です。
将来買い替えるときに、配管の条件によって工事が複雑になったり、手間や費用が増えたりする可能性はできるだけ減らしておきたい。
新築時の見た目だけでなく、10年、15年先の交換まで考えて、配管経路はできるだけ単純にしておきたいと考えました。
そこでLDKのエアコンは設置場所を見直し、北側の壁へ移すことにしました。
エアコン本体だけではなく、室外機までの配管経路と将来の交換を含めて決めた位置です。
室外機などの設備は北側へ集約
北側へエアコンを移した理由は、配管だけではありません。
我が家では、室外機など外観に影響する設備をできるだけ北側へ集約しています。
普段よく見る側に室外機や配管カバーなどが増えると、外観上のノイズになりやすいと考えたからです。
さらに、室内側ではエアコンの風が人へ直接当たりにくい位置も意識しました。
風の当たり方、将来の交換、配管のシンプルさ、そして外観。
エアコンの設置位置は、本体が壁に付けばそれで終わりではなく、家全体で考える必要があると感じました。
外観については、設備類をどこへ集約したかも含めて別の記事にまとめています。

3台で908,000円|高いけれど「保証」だと思って納得
エアコン3台と配管・取付費を合わせて908,000円。
正直、高いと感じました。
ただ、毎日の快適性、省エネ性能、ランドリールームでの高い稼働率、故障時のリスク分散まで含めて考えると、我が家には必要な費用だと判断しました。
エアコンは夏も冬も生活に直結する設備です。
安さだけを優先して後から後悔するより、最初から自分たちが納得できるものを選んでおきたい。
最終的には「快適に暮らすための保証」のようなものだと思って納得しました。
入居後に確認したい3つのこと
ここまで考えてエアコン計画を決めましたが、まだ実際に住んでいないため、性能について断言できることはありません。
特に確認したいのは3つです。
1.実際の電気代
省エネ性能を重視してAXシリーズを選びました。
LDKだけでなくランドリールームも長時間使う予定なので、実際にどのくらいの電気代になるのかは確認したいところです。
2.家の中の室温の均一性
LDKでは、北側の壁からスタディコーナーを経由してキッチンまで空気を届ける計画です。
63クラスでキッチンを含めてどこまで快適になるのか。
また、26坪平屋を3台に分けたことで、家の中の温度差をどの程度抑えられるのかも確認します。
3.ランドリールームと浴室の乾燥性能
ランドリールームのエアコンは、衣類乾燥の主役です。
夜に室内干しした衣類が朝までに乾くのか。
さらに、隣接する浴室もエアコンの除湿やサーキュレーターによってどの程度乾燥させられるのか。
ここは実際に住み始めたら、ぜひ検証したい部分です。
まとめ|26坪平屋でも、使う場所ごとに3台を選んだ
我が家では、LDK・寝室・ランドリールームの3か所にダイキンAXシリーズを設置します。
26坪という広さだけで台数を決めるのではなく、間取り、空気の通り道、それぞれの部屋の使い方を考えた結果です。設置位置や配管、室外機の場所についても、将来の交換まで意識して決めました。
3台と配管・取付費を合わせた単純合計は908,000円。決して安くありませんが、毎日の快適性を優先して納得した選択です。
実際の電気代や室温、ランドリールームでの乾燥性能は、住み始めてから確認していきます。
答え合わせは、住み始めてから。
