注文住宅の家づくりメモを公開|ネット・YouTubeで集めた理想を住友林業26坪平屋で答え合わせ

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注文住宅を建てるとき、

「何を調べればいい?」
「打ち合わせでは何をメモすればいい?」
「ネットやYouTubeの情報を、どこまで信じればいい?」

と悩みませんか。

我が家も家づくりを始めた頃、ネットやYouTubeで知ったことを手書きのノートにひたすら書き留めていました。

そこには、

「太陽光は最低8kW」
「蓄電池は全負荷型一択」

なんて書いてあります。

現在建築中の我が家は、住友林業の26坪平屋。

最終的な太陽光発電は3.57kWで、蓄電池も採用していません。

かなり変わりました(笑)。

ところがノートを読み返すと、

「ランドリールームが欲しい」
「洗濯機と干す場所を近づけたい」
「服をなるべくたたみたくない」
「浴室やトイレに窓はいらない」

といった暮らし方の希望は、驚くほど現在の家にも残っています。

設備やスペックに対する考えは変わっても、「どんな暮らしをしたいか」は意外と変わっていませんでした。

この記事では、実際の手書きノートを公開しながら、家づくり開始時の理想と現在の26坪平屋を答え合わせします。

記事後半には、これから注文住宅を建てる人がそのまま使える「家づくりメモ」の項目もまとめました。

家づくりを始めたばかりの方は、設備を選び始める前に一度読んでもらえればと思います。

目次

家づくりを始めた頃、ネットとYouTubeの情報をノートにまとめていた

我が家では、住宅会社との打ち合わせが本格的に始まる前から、ネットやYouTubeで家づくりについてかなり調べていました。

気になった情報を見つけるたび、手書きのノートへ記録。

今見ると、かなり好き勝手なことを書いています(笑)。

家づくりを考え始めた頃のメモ。ネットやYouTubeで気になった設備や間取り、暮らし方を思いつくまま書き留めていました。

当時のノートには、例えばこんなことが書かれています。

・太陽光は最低8kW
・蓄電池は全負荷型一択
・窓は極力減らす
・断熱はできる限り高い仕様にする
・ランドリールームをつくる
・洗濯機と干し場を近くする
・風呂の窓は不要
・トイレの窓も不要
・服をたたまなくて良いクローゼット
・壁は最大のインテリア

「最低○kW」
「一択」
「絶対NG」

といった強い言葉もかなりあります。

当時はまだ具体的な間取りも、設備の見積額も決まっていません。

ネットで情報を集めているうちに、

「これくらい必要らしい」
「この設備が正解らしい」

と考えるようになっていました。

最初は設備やスペックをかなり気にしていた

昔のメモと、現在の家を比べてみます。

家づくり開始時の考え最終的な計画
太陽光は最低8kWPanasonic 3.57kW
蓄電池は全負荷型一択蓄電池は不採用
エアコン1台でなんとかなる家用途に合わせて複数台を配置
洗面台は造作TOTOオクターブW1200
スタディスペースは不要スタディコーナーを採用

こうして見ると、かなり変わっています。

ただ、最初の考えがすべて間違っていたとは思っていません。

実際に設計を始めると、敷地条件、間取り、予算、使い方などを一緒に考える必要があります。

設備単体では良さそうでも、自分たちの家には必要ないものもありました。

「何を採用するか」から「なぜ必要なのか」へ

家づくりが進むにつれて、

「この設備を付けたい」

ではなく、

「なぜ、この設備が我が家に必要なのか」

を考えるようになりました。

例えば太陽光発電。

最初は「最低8kW」と書いていましたが、最終的に採用したのは3.57kWです。

一方で、

「太陽光で発電した電気をできるだけ暮らしの中で使いたい」

という考えは残っています。

新居はオール電化で、日立の370Lエコキュートも採用しました。

入居後は発電量だけでなく、自家消費量、買電量、売電量、エコキュートの消費電力量まで実測する予定です。

住友林業との打ち合わせで「なぜ?」を考えるようになった

昔のノートには、住友林業を選んだ理由も残っていました。

その中に、

「なぜ?に的確に答えてくれる営業担当者」

という一文があります。

さらに、

「プロ目線でアドバイスをくれるチーム体制」

とも書いていました。

住友林業に決めた理由を書いた家づくりの手書きメモ
住宅会社を比較していた頃のメモ。住友林業を選んだ理由だけでなく、気になった部分もそのまま残しています。

我が家はネットやYouTubeでかなり情報収集していたため、住友林業の提案とネット上の情報が違うと、

「なぜ、この仕様ではないんだろう?」

と疑問に思うこともありました。

ノートの「ここがちょっと」という欄には、

「YouTube等で見る流行りの設備や太陽光パネルのkW数を取り入れていない」

さらに、

「理由を聞くと納得できる内容なのに先に言わない」

とまで書いています。

今読むとなかなか率直です(笑)。

ただ、疑問に思ったことを聞いていくと、

「それなら我が家には必要ないかもしれない」

と納得できることもありました。

ネットの情報が役に立たなかったわけではありません。

むしろ事前に調べていたからこそ、「なぜ?」と質問できました。

そのうえで、自分たちの条件に合わせて判断することが大切だったと思います。

暮らし方の希望は意外と変わっていなかった

設備やスペックはかなり変わりました。

一方で、「どう暮らしたいか」については、最初のノートと現在の家がかなり似ています。

「風呂の窓は不要」→本当に窓なし

ノートには、

「風呂の窓は不要」

とはっきり書いてあります。

最終的に採用したトクラスHBYBの浴室にも、窓は設けませんでした。

さらに我が家では、

・ミラー
・カウンター
・収納棚
・浴室内タオル掛け

も付けていません。

必要性を感じないものを減らし、掃除する場所もできるだけ増やさない考えです。

「トイレの窓不要」→こちらも窓なし

トイレについても、

「トイレの窓不要」

と書いていました。

最終的にも窓は設けていません。

トイレ内の手洗いも設けず、隣にある独立洗面を使用する間取りにしました。

浴室もトイレも、窓を付けること自体を目的にはしませんでした。

自分たちの使い方を考えた結果、「なくても困らない」と判断しています。

「洗濯機と干し場は近くに」→約3畳のランドリールームへ

ランドリーについては、

「ランドリールーム」
「洗濯機と干し場は近くに」

と書いていました。

これは、ほぼそのまま実現しています。

新居では約3畳の独立ランドリールームを設け、

浴室
↓
ランドリー
↓
WIC

とつながる間取りにしました。

「服をたたまなくて良いクローゼット」も残った

ノートには、

「服をたたまなくて良いクローゼット」
「たたむのは下着のみ」

と書いてあります。

こちらも現在のWICにつながっています。

ランドリールームで乾かした衣類を、ハンガーのまま隣のWICへ移動する予定です。

「取り込む」
「たたむ」
「収納する」

という動作をできるだけ減らします。

「壁は最大のインテリア」という考えも残った

今読み返して印象的なのが、

「壁は最大のインテリア」

という言葉です。

当時から、

「スイッチはなるべく目立たない場所へ」
「巾木はなるべく細く」
「家具や棚は視線が抜けるものにする」

といったことを考えていました。

最終的な家でも、壁紙だけでなく、建具、スイッチ、照明、カーテン、本棚などを含めて壁面がどう見えるかを考えています。

設備の商品名は変わっても、空間をすっきり見せたいという考えは残りました。

間取りも最初は自分で何度も描いていた

ノートには、自分で描いた間取りも何案か残っています。

住友林業で家づくりを始める前に自分で描いた平屋の間取り案
住宅会社との打ち合わせが本格化する前には、自分でも何度も間取りを描いていました。完成図を作るというより、欲しい空間や生活動線を整理するためのメモです。

もちろん、住宅設計の専門家ではありません。

今見ると、

「これは無理があるな」

と思う部分もあります(笑)。

それでも、自分で間取りを描いてみたことには意味がありました。

「この部屋は本当に必要なのか」

「水まわりはどこにつなげたいのか」

「収納はどこにあると使いやすいのか」

「普段、家の中をどう動きたいのか」

を考えるきっかけになったからです。

自分で間取りを描く目的は、正解を作ることではなかった

今振り返ると、自分で完璧な間取りを作る必要はありませんでした。

大切だったのは、

「なぜ、その配置にしたいのか」

を自分たちで理解することです。

例えば、

「ランドリールームが欲しい」

だけではなく、

「夜に洗濯して室内干ししたい」
「乾いた服をなるべくたたみたくない」

まで分かっていれば、設計担当さんにも希望を伝えやすくなります。

手描きの間取りは、完成図面ではなく、

「自分たちがどう暮らしたいのか」

を整理するための資料でした。

住友林業との打ち合わせも途中まで記録していた

家づくり初期の希望だけでなく、住友林業との打ち合わせ内容も途中までノートに残しています。

住宅展示場。

住宅見学。

敷地調査。

間取り打ち合わせ。

構造見学。

設備ショールーム。

インテリア。

キッチン。

当時は備忘録として書いていただけですが、今では「なぜ現在の仕様になったのか」を確認できる資料になっています。

4月5日には「住友に決めた日」と書いていた

2025年4月5日の欄には、赤字で、

「住友に決めた日」

と書いていました。

2025年4月5日に住友林業に決めたことを記録した手書きノート
2025年4月5日の記録。この12日後となる4月17日に住友林業と正式契約しました。

こうした記録は、後から記憶だけで再現するのが難しいものです。

家づくりでは大量のことを決めるので、「絶対に忘れない」と思っていたことも意外と忘れていきます。

契約後の設備選びも途中まで記録

正式契約後も、設備ショールームや打ち合わせの内容を記録していました。

住友林業との契約後の設備選びと打ち合わせを記録したノート
契約後も設備選びや打ち合わせ内容を途中まで記録。後から見ると、現在の仕様になるまでの変更履歴が分かります。

トクラス。

クリナップ。

TOTO。

LIXIL。

実際にショールームを回り、設備を比較した記録も残っています。

また、

「洗面台幅1000→1200mm」

「和室→スタディコーナー」

「カップボードW1850へ変更」

といった変更履歴も記録していました。

「何を決めたか」より「なぜ決めたか」を残したい

最終的な設備や間取りは、図面や見積書を見れば確認できます。

しかし、

「なぜW1200の洗面台にしたのか」

「なぜ浴室に窓を付けなかったのか」

「なぜこの設備をやめたのか」

という判断理由は、図面には残りません。

だから、変更するときは、

「AからBへ変更」

だけでなく、

「AからBへ変更。理由は○○」

まで書いておく。

さらに金額差も分かれば、一緒に残しておく。

後から振り返ると、この記録がかなり役立ちます。

【保存版】注文住宅で残しておきたい家づくりメモ

今回、自分のノートを読み返して、

「これは残しておいて良かった」

と思った項目を整理しました。

これから家づくりを始める方は、最初からすべて埋める必要はありません。

気になったところから少しずつ書いていけば十分です。

記録すること何を書けばいい?記入例
今の暮らしの不満今の家で面倒、不便だと感じること洗濯物を運ぶ距離が長い
新居で減らしたいことできればやりたくない家事や動作洗濯物をたたむ
新居でしたいこと新しい家で実現したい暮らし外を見ながらPC作業をしたい
希望する間取り・動線家の中をどう動きたいか浴室→ランドリー→WIC
欲しい設備・仕様欲しいものと、その理由太陽光発電/購入する電力量を減らしたい
いらないと思うもの付けなくてもよさそうなものと、その理由浴室窓/掃除箇所を増やしたくない
住宅会社に聞きたいこと疑問や「なぜ?」と思ったことなぜこの断熱仕様なのか
決めたこと最終的に決めた内容と理由洗面W1200/夫婦で並んで使うため
変更したこと変更前→変更後と、その理由W900→W1200/作業スペースを広げたい
増額・減額変更によって変わった金額+117,190円
次回確認することその場で決めず、確認が必要なことエアコン容量を確認
入居後に確認すること実際に暮らして答え合わせしたいこと太陽光の実発電量

特に残しておきたいのは、

「欲しい理由」
「不要な理由」
「変更理由」

の3つです。

設備の商品名や価格は変わります。

しかし、

「なぜ自分たちはそうしたかったのか」

という生活上の理由は、家づくりの軸として残ります。

家づくりを始めるなら、まずこの6つを書き出す

これから家づくりを始めるなら、いきなり設備メーカーや性能値を決めなくてもいいと思います。

まずは次の6つを書き出してみてください。

【家づくりを始める前に確認】

□ 今の家で面倒なこと

□ 新居ではやりたくないこと

□ 新居でしたいこと

□ 家の中でどんな動きをしたいか

□ お金を掛けても解決したいこと

□ お金を掛けなくてもいいこと

そのうえで、

「それを実現するには何が必要なのか」

を考えます。

設備の商品名から考えるより、自分たちの生活に合った家を考えやすくなります。

打ち合わせが始まったら、この5つも残す

家づくりが進み始めたら、打ち合わせごとに次の内容を残しておくと便利です。

【打ち合わせ後に残すこと】

□ 今日決めたこと

□ なぜそう決めた?

□ 何から何へ変更した?

□ 増額・減額はいくら?

□ 次回までに確認すること

決定事項だけでなく「理由」を残すのがポイントです。

家づくりメモ用テンプレート

ノートでもスマホでも、そのまま使える形にするとこんな感じです。

【現在の不満】
・

【新居でやりたくないこと】
・

【新居でしたいこと】
・

【欲しい設備・間取り】
・

【なぜ欲しい?】
・

【不要だと思うもの】
・

【なぜ不要?】
・

【住宅会社へ確認すること】
・

【決めたこと】
・

【変更したこと】
変更前:
変更後:
理由:
金額差:

【次回確認すること】
・

【入居後に答え合わせすること】
・

家づくりの打ち合わせが進んだら、このメモを更新していく。

それだけでも、

「どうしてこの仕様にしたんだっけ?」

をかなり減らせると思います。

入居後にもう一度、このノートを答え合わせする

この記事を書いている2026年9月時点では、我が家はまだ建築中です。

そのため、採用して良かったかどうかまで答えが出ていないものもあります。

入居後は、

・窓なしの浴室はどうだったか
・窓なし、手洗いなしのトイレはどうだったか
・約3畳のランドリールームは使いやすいか
・ランドリー→WICで本当に洗濯が楽になったか
・服をたたむ作業をどこまで減らせたか
・スタディコーナーを実際にどのくらい使うか
・太陽光3.57kWでどのくらい発電するか
・エコキュートと太陽光をどこまで組み合わせられるか

を確認する予定です。

建築前の段階で、

「この間取りにして正解でした」

とはまだ言えません。

実際に暮らした結果を、この記事にも追記していきます。

まとめ|設備より先に「どう暮らしたいか」を残しておく

家づくりを始めた頃のノートには、現在とは大きく変わった考えもたくさんありました。

一方で、

「洗濯を楽にしたい」
「服をなるべくたたみたくない」
「掃除する場所を増やしたくない」
「無駄な移動を減らしたい」
「落ち着ける空間にしたい」

という暮らし方の希望は、現在の家にもかなり残っています。

ネットやYouTubeで情報を集めることは、我が家の家づくりでもとても役立ちました。

ただし、

「○○一択」
「絶対○○」
「最低○kW」

という情報を、そのまま自分の家の正解にする必要はありません。

これから家づくりを始めるなら、最初から完璧な間取りや設備を決める必要もありません。

まずは、

「今の暮らしで面倒なこと」
「新しい家ではやりたくないこと」
「新しい家でしたいこと」

を書き出してみてください。

そして、

「なぜ、それを実現したいのか」

まで残しておく。

後から設備や間取りで迷ったとき、そのメモが自分たちの判断基準になります。

我が家も入居後、このノートをもう一度開いて答え合わせする予定です。

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