住友林業の26坪平屋の収納計画|3畳WICと「必要な場所に必要なだけ」の考え方 #13

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家づくりでは、「収納は多い方が安心」と考えることも多いと思います。

もちろん収納不足では困りますが、我が家は26坪の平屋です。収納を増やせば、その分だけLDKやランドリー、寝室などの生活スペースは小さくなります。

そこで考えたのが、「収納をどれだけ増やすか」ではなく、「何を、どこに収納するか」ということでした。

我が家が収納に求めたのは、物をたくさん隠す場所ではなく、毎日の動作を減らし、必要な物を使いやすく管理するための仕組みです。

この記事では、約3畳のWICを中心に、納戸、土間収納、パントリー、押入、本棚まで、26坪平屋で考えた我が家の収納計画を紹介します。

目次

収納は多ければ多いほどいい、とは考えなかった

必要な収納量を確保することは大前提ですが、収納面積そのものを最大化することは目指しませんでした。

我が家は26坪の平屋で、使える床面積には限りがあります。実際、納戸は当初約4.5畳を検討していましたが、最終的には縮小し、約3畳のランドリールームを優先しました。

収納を広くするのか、それとも毎日の洗濯を楽にするのか。我が家では、日々の動作を減らす方へ面積を使うことにしました。

収納を削ったというより、26坪の中で「何に面積を使うか」を決めたという感覚です。

26坪だから、収納にも優先順位を付けた

我が家は26坪の平屋です。使える床面積には限りがあります。

実際、納戸は当初約4.5畳ほどを検討していましたが、最終的には縮小しました。理由は、約3畳のランドリールームを優先したからです。

収納を広くするのか。それとも、ほぼ毎日行う洗濯を楽にするのか。

我が家では、毎日の動作を減らす方へ面積を使うことにしました。

収納を削ったというより、26坪の中で何に面積を使うかを決めたという感覚です。

収納は広ければ安心なのではなく、必要な量を、使いやすい場所に確保する。

こちらを優先しました。

ランドリールームについてはこちら。

「何を入れるか」を先に決める

我が家では、収納をつくってから「ここに何を入れよう?」と考えるのではなく、先に収納する物を決めました。

大まかな役割は、次のように分けています。

収納場所主に収納するもの
WIC夫婦の衣類
押入布団・毛布
土間収納靴・雨具・外で使う物
パントリー食品・掃除機類
納戸釣具・ラジコン・工具など
スタディコーナー

置き場所が決まっていれば、片付けるたびに「これはどこへ置こう」と考える必要がありません。

物を探す時間や、別の場所へ運ぶ動作も減らしやすくなります。

我が家では、この役割分担を基準に、それぞれの収納を考えました。

今持っている服から逆算した約3畳のWIC

我が家のWICは、およそ3畳です。

ただし、最初から「WICは3畳欲しい」と決めていたわけではありません。基準にしたのは、今持っている衣類がきちんと収まることです。

夫婦の衣類はWICへ集約

新居では、夫婦の衣類を基本的にWICへ集めます。

寝室やランドリーなど複数の場所へ衣類を分散させると、どこに何があるのか分かりにくくなり、洗濯後もそれぞれの場所へ運ぶ必要があります。

そこで、「服はWICへ行けばある」という状態をつくることにしました。

寝室側からもWICへ直接アクセスできるため、着替えの動線も短くしています。

寝室についてはこちら。

ハンガーパイプは夫婦と衣類の丈で使い分ける

WICには、複数のハンガーパイプを設けました。

目的は、夫婦それぞれの衣類を分けることと、衣類の丈に合わせて使い分けることです。

シャツやジャケット、ズボン、コートなど、衣類によって必要な高さは違います。特にコート類を掛けられる場所は、計画段階から意識しました。

現在の衣類量と種類を確認しながら、パイプの位置を決めています。

可動棚3段は「将来用の保険」

WICには、可動棚も3段設けています。

ここだけは、現時点で「これを置く場所」と細かく決めていません。

今の持ち物だけに合わせて収納を使い切る設計にすると、暮らし始めてから予定外の物が増えたときに対応しにくくなります。

そこで、必要量から逆算しつつ、一部だけ用途を限定しない余白を残すことにしました。

すべてをハンガー収納にはしない

できるだけ「畳まない収納」を目指していますが、すべてをハンガーに掛けるわけではありません。

ズボンや下着など、畳んだ方が扱いやすいものもあります。そのため、WIC内にはチェストや収納ケースも置く予定です。

掛けた方が楽なら掛ける。畳んだ方が楽なら畳む。

収納方法に暮らしを合わせるのではなく、自分たちが楽な方法を選びます。

現在の衣類量から、ここまで具体的に収納を計画した。

ランドリーの隣にWICを配置した理由

WICは、収納量だけでなく場所も重視しました。

我が家では、浴室 → ランドリー → WICという順番でつなげています。収納場所まで含めて洗濯動線だと考えたからです。

洗濯物はランドリーで干し、乾いた衣類はできるだけハンガーのまま隣のWICへ移します。

干す場所と、しまう場所を隣同士にすることで、乾いた洗濯物を家の中で運ぶ距離を短くしました。

詳しい洗濯動線はこちら。

ランドリーとの間には引き戸を設けた

ランドリーとWICの間には引き戸を設けました。

普段は開けて動線をつなげ、ランドリー側の湿度が気になるときには閉められるようにしています。

ランドリー側にはエアコンも設置していますが、実際の湿度や乾燥状態については入居後に確認する予定です。

WICには窓を付けなかった

WICには窓を設けていません。

採光のためだけに収納へ使える壁面を減らす必要はないと考え、服を選ぶための明るさは照明で確保します。

窓を開けて換気する使い方も、我が家では想定していません。

照明は「服の色が分かること」を意識

WICは、服を選ぶ場所でもあります。

そのため、単に明るければいいのではなく、黒とネイビー、ベージュとグレーなど、似た色を見分けやすいことも意識しました。

収納空間でも、日常的に使う場所だからこそ使いやすさを重視しています。

納戸は4.5畳案から縮小。それでも造り付け棚はつくらなかった

我が家には納戸もあります。

当初は約4.5畳ほどを検討していましたが、ランドリールームへ約3畳を使うことを優先し、最終的には縮小しました。

それでも、現在の持ち物を考えれば必要な広さは確保できたと判断しています。

納戸は「収納だけの部屋」にしない

納戸には、造り付け棚を設けていません。

置く予定なのは、釣具、ラジコン、工具類などの趣味用品です。さらに、トランポリンや懸垂バーなどを置き、トレーニングスペースとして使うことも考えています。

壁一面を棚で埋めるより、何もない床と壁を残した方が、将来の使い方を変えやすいと判断しました。

WICとは正反対の考え方

WICは収納するものが明確なので、ハンガーパイプや可動棚まで細かく計画しました。

一方、納戸は将来使い方が変わる可能性があります。だから、あえて作り込みすぎません。

用途が決まっている収納は細かく計画する。

用途が変わりそうな空間には余白を残す。

同じ収納スペースでも、役割によって考え方を変えています。

納戸は収納だけでなく、趣味やトレーニングにも使えるよう、造り付け棚を設けずシンプルな空間にした。

土間収納・パントリー・押入・本棚にも役割を持たせた

WICと納戸以外の収納も、基本的な考え方は同じです。

使う物と、収納する場所をできるだけ近づけました。

土間収納|外で使う物は玄関まわりへ

玄関には、約2畳の土間収納があります。

靴、雨具、外で使う物などは、できるだけ玄関まわりで完結させる予定です。

玄関計画はこちら。

パントリー|食品と掃除機類

パントリーには、食品とルンバなどの掃除機類を置く予定です。

空いている場所へ置くのではなく、最初から置き場所を決めました。

押入|寝室で使う寝具

寝室側の押入には、布団や毛布などを収納します。

寝室で使う物だから、寝室に収納する。

シンプルですが、使う場所と収納場所を近づける考え方は同じです。

寝室についてはこちら。

本|スタディコーナーの壁面本棚へ

本は、スタディコーナー背面の壁一面の本棚へ集約します。

読む場所の近くへ置き、家の中へ分散させない計画です。

スタディコーナーについてはこちら。

LDKには、あえて大きな収納をつくらなかった

我が家では、LDKに大きな収納を設けていません。

収納不足を我慢したわけではなく、LDKに置かなくていい物は、それぞれ決めた収納場所へ置くという考え方です。

そうすることで、LDKを「とりあえず物を置く場所」にせず、できるだけ余白を残します。

もちろん、実際に暮らしてみれば「ここにも収納が欲しかった」と感じる可能性はあります。

それでも設計段階では、目的のない収納を増やさない方針にしました。

LDK全体の考え方はこちら。

まとめ|収納は「動作を減らすための仕組み」

我が家の収納計画では、収納面積を最大化するのではなく、「何を、どこへ置けば一番使いやすいか」を考えました。

約3畳のWICは現在の衣類量から必要量を逆算し、ランドリールームの隣へ配置。一方、将来使い方が変わりそうな納戸は、造り付け棚を設けず余白を残しています。

収納する物が明確な場所は細かく計画し、用途が変わりそうな場所は作り込みすぎない。この考え方を、土間収納、パントリー、押入、スタディコーナーの本棚にも当てはめました。

26坪だからこそ重視したのは、「収納が何畳あるか」ではなく、「その収納が暮らしの中で何をしてくれるか」です。

実際に収納量が足りるのか、ランドリーからWICへの動線が狙いどおり使いやすいのか、LDKに大きな収納がなくてもすっきり暮らせるのか。

答え合わせは、住み始めてから。

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洗濯から収納までの動線はこちら。

寝室とWIC・押入の関係はこちら。

LDKに大きな収納を設けなかった理由はこちら。

2畳の土間収納についてはこちら。

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