住友林業のお風呂選び|トクラスHBYBで「何も付けない浴室」にした理由 #11

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お風呂にミラーは必要でしょうか?

カウンターや、シャンプーを置く収納棚はどうでしょう。

家づくりを始める前、私たちはお風呂に強いこだわりがあったわけではありません。ところが、TOTO・LIXIL・トクラスを比較し、一つずつ仕様を決めていくうちに、「これ、本当に必要?」と考えるようになりました。

最終的に選んだのは、トクラスHBYBシリーズの1616サイズです。ミラー、カウンター、収納棚、浴室内タオル掛け、窓は付けませんでした。

一番の理由は、掃除する場所そのものを減らしたかったからです。

ただし、何でも削ったわけではありません。浴槽や内装、浴室ドア、サウンドシャワーなど、自分たちが毎日の心地よさにつながると感じた部分にはこだわりました。

我が家が目指したのは、「何もないお風呂」ではなく「落ち着けるお風呂」です。

この記事では、トクラスHBYBを選んだ理由、一般的な浴室設備をあえて付けなかった理由、実際の変更費用まで紹介します。

浴室 配置図
目次

TOTO・LIXILと比較して、トクラスHBYBを選んだ

住友林業でお風呂を決める際、私たちは、

トクラス・TOTO・LIXILの3社を見ました。

どこか一社に強いこだわりがあったわけではなく、実物を見ながら比較しています。

TOTOも最後まで好印象でした。

それでも最終的に選んだのが、

トクラス HBYB。

大きな理由の一つが浴槽でした。

ショールームで実際に入って決めた3Dエルゴ浴槽

我が家が選んだのは、

3Dエルゴ浴槽(ステップあり)です。

カタログだけで決めたわけではありません。

トクラスのショールームで実際に浴槽へ入り、

身体を預けて確認しました。

そこで気に入ったのが、身体を預けたときの形状と、1616サイズの浴室を効率よく使えるデザインです。

トクラスは3Dエルゴについて、日本の浴室の快適性を追求するデザイン思想として紹介しており、

人間工学をもとにした形状や、フットレストを備えた浴槽も展開しています。

トクラス公式|3Dエルゴデザイン

我が家では、標準仕様からエクラン系の3Dエルゴ浴槽へ変更。

見積書上の追加費用は、

+71,430円でした。

浴槽はお風呂に入るたびに直接身体を預ける場所です。

だからこそ、価格だけではなく、

「実際に入ったとき、自分たちがどう感じるか」を優先しました。

トクラス浜松ショールームにて撮影。3Dエルゴ浴槽。※展示品のため、私たちが選んだ最終仕様の色味ではない。

1616サイズは、あえて広げなかった

浴室サイズは、1616。ここは広げませんでした。

注文住宅だからといって、お風呂まで大きくする必要はないと考えたからです。

私たちが重視したのは浴室そのものの広さより、浴槽の入り心地と掃除のしやすさ。

1616で十分と判断しました。

現在のトクラスでも1616サイズは1坪タイプとして展開されています。

トクラス公式|バスルーム

また、トクラスの人造大理石浴槽の質感も実物を見て気に入りました。

写真やカタログでは分からない、表面の見え方や触れたときの感覚もショールームで確認できたポイントです。

毎日身体に触れる場所だからこそ、ここは実物を見て決めて良かったと思っています。

トクラス浜松ショールームにて撮影。私たちの選んだ最終仕様の組み合わせの展示品はなかったため、色見本から選択した。

モルタダーク×ナイトブラック|浴室全体をダークトーンで統一

我が家のお風呂は、壁を全面モルタダーク、浴槽をナイトブラック、ドアをブラックフレーム+スモークガラスでまとめました。

ただ、「黒いお風呂が格好いいから」という理由だけで決めたわけではありません。

目指したのは、色や素材を増やしすぎず、目に入る情報を抑えた落ち着ける空間です。

壁はアクセントをつくらず、全面モルタダーク

浴室の壁は、一面だけ色を変えず、全面をモルタダークで統一しました。

一番の理由は、色や素材を増やしすぎず、落ち着いて見える空間にしたかったからです。

家全体でもウォルナットや黒を多く取り入れています。お風呂だけを別のテイストにするのではなく、家全体の雰囲気につながるようにしました。

黒い浴槽は水垢が目立つ。それでもナイトブラックを選んだ

黒い浴槽で気になるのが水垢です。

私たちも黒は白い汚れが見えやすいことは分かったうえで、ナイトブラックを選びました。

むしろ私の場合、汚れているなら、見えた方がいいと考えています。

汚れが目立たず気づかないまま残るより、

見つけたら掃除する。その方が自分には合っています。

もちろん、実際に暮らし始めたときどこまで水垢が気になるのかはまだ分かりません。

ここは入居後に掃除の頻度も含めて確認したいところです。

トクラスのショールームでは、本物を模したミニチュアの色見本が揃っており、色の組み合わせを自在に変えて確認できた。
壁:全面モルタダーク,浴槽:ナイトブラックも確認して決めた。

ブラックの開戸+スモークガラスは+142,860円

浴室ドアには、

ブラックフレーム+スモークガラスの開戸を採用しました。

標準仕様からの追加費用は、+142,860円。

決して小さな金額ではありません。

それでも採用した理由は、デザインだけではなく、

掃除のしやすさも重視したかったから。

浴室ドアは最初から開戸にしたいと考えていました。

できるだけ構造をシンプルにして、手入れしやすくしたかったからです。

そのうえで、全面モルタダーク、ナイトブラックの浴槽。

この組み合わせにつながるように、ブラックフレームとスモークガラスを選びました。

掃除性だけを優先する。

見た目だけを優先する。

ではなく、両方に納得できる仕様として選んだのが、このドアでした。

ミラーもカウンターも収納棚もいらない|掃除する場所そのものを減らした

我が家のお風呂には、ミラー、カウンター、収納棚、浴室内タオル掛けを付けていません。

目的は減額ではなく、掃除する場所そのものを減らすことです。

浴室は水と湿気が多く、水垢、ヌメリ、カビなどが発生しやすい場所です。棚やカウンターを増やせば、その周囲や裏側まで掃除する場所も増えます。

それなら、自分たちが必要としていないものは最初から付けないことにしました。

ミラーとカウンターは「なくても困らない」

浴室にミラーがなかったら困るかを考えましたが、私たちの場合は特に必要性を感じませんでした。

カウンターも同じです。シャンプーなどを置くには便利ですが、そのためにカウンター自体を掃除する必要があります。

置き場所が増えるメリットより、掃除する場所が増えることの方が気になったため、どちらも外しました。

収納棚なし|必要なものは入浴時に持ち込む

収納棚も付けていません。

今のところ、シャンプーやボディソープなどは入浴するときに持ち込み、出るときに一緒に持って出す方法を考えています。イメージとしては銭湯のような使い方です。

浴室内にボトルを常設しなければ、ボトル底のヌメリも抑えやすくなります。そして、そもそも棚自体を掃除する必要もありません。

「きれいに収納する」のではなく、「浴室内に置かない」。

この使い方が実際に続けやすいかは、入居後に確認します。

浴室内のタオル掛けも外しましたが、ドア外側にはタオルを掛けられる場所があります。必要な機能までなくすのではなく、浴室内で重複するものを減らしたという考え方です。

窓も浴室乾燥機もなし|浴室だけで考えなかった

我が家のお風呂には、窓も浴室乾燥機もありません。

窓を付けなかった理由

浴室の窓をなくした大きな理由も、掃除する場所を増やしたくなかったからです。

窓を設ければ、ガラス、サッシ、窓枠など手入れする場所が増えます。一方、私たちは浴室に窓が必要だとは感じなかったため、最初から窓なしにしました。

浴室乾燥機ではなく、ランドリールームにエアコン

浴室乾燥機も採用していません。

隣接する約3畳のランドリールームには専用エアコンを設置し、衣類乾燥の補助、除湿、冷暖房に使う予定です。必要に応じて、浴室側の乾燥を補助することも想定しています。

浴室だけで設備を完結させるのではなく、「浴室→ランドリー→WIC」までを一つの生活動線として考えました。

ただし、エアコンで狙いどおり衣類や浴室の乾燥を補助できるのか、実際の乾燥時間や電気代がどうなるのかはまだ分かりません。

ここは入居後に検証します。

ランドリールームについてはこちら。

収納動線についてはこちら。

シャワーヘッドより「サウンドシャワー」を選んだ理由

もう一つ、我が家のお風呂で採用したのが浴室音響システム

「サウンドシャワー」です。

トクラスのバスルームには、現在も浴室音響システム「サウンドシャワー」が設定されています。

トクラス公式|バスルーム

我が家が打ち合わせをしていたときは、対象となるシャワーヘッドかサウンドシャワーのどちらかを無料で選ぶことができました。

マイクロバブル系のシャワーヘッドにももちろん興味はありました。

それでも、サウンドシャワーを選びました。

「後から交換できるか」で考えた

理由は、

完成後に変更しやすいかどうかです。

シャワーヘッドなら暮らし始めてから本当に欲しくなったときに交換できます。

一方、浴室に組み込む音響設備は、完成後に同じような形で追加するのは簡単ではありません。

だったら、新築時にしか選びにくいものを優先する。

そう考えました。

欲しくなったら後から変えられるものは後から考える。

建築時に決めないと変更しにくいものは今しっかり考える。

この考え方は、お風呂以外の設備選びでも意識しています。

見積書で見る、我が家のお風呂の主な変更費用

住友林業からもらった見積書で確認できる、

主な変更費用をまとめます。

変更内容標準からの増減額
3Dエルゴ浴槽(ステップあり)+71,430円
ブラック開戸・スモークガラス+142,860円
タオル掛けなし▲1,430円
窓枠なし▲4,290円
収納棚なし▲2,430円
ミラーなし▲2,860円
カウンターなし▲2,860円
フル断熱1616+47,620円
掲載した変更項目の単純合計+247,050円

※金額は我が家の契約時点の見積価格です。仕様や契約時期によって異なる可能性があります。また、+247,050円は上表に掲載した項目を単純合計したもので、浴室全体のオプション総額ではありません。

設備を外したことによる減額は、それぞれ数千円程度です。

一方、3Dエルゴ浴槽やブラック開戸+スモークガラスなど、自分たちが価値を感じた部分には追加費用をかけました。

この金額から見ても、「何も付けない」こと自体を目的にしたのではなく、必要性を基準に選んだことが分かります。

まとめ|私たちが欲しかったのは「落ち着くお風呂」

家づくりを始める前、私たちはお風呂に強いこだわりを持っていませんでした。

それでも一つずつ「これは本当に必要か」を考えた結果、掃除の負担を増やすものはできるだけ付けず、浴槽や内装、完成後に追加しにくい設備には予算を使う形になりました。

私たちが目指したのは、「何もないお風呂」ではありません。掃除の負担をできるだけ減らしながら、毎日入りたくなる「落ち着くお風呂」です。

ミラーや収納棚がなくても本当に困らないのか、黒い浴槽の水垢はどの程度気になるのか、ランドリー側のエアコンで浴室乾燥をどこまで補助できるのか。

答え合わせは、住み始めてから。

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