トイレは、毎日必ず使う場所です。
我が家では、掃除のしやすさ、見た目、快適性、そして来客が使ったときの清潔感を重視しました。
採用したのはTOTOのネオレストAS2。一方で、トイレ内の手洗いや窓など、必要性を感じなかったものは設けていません。
そして照明では、夜中に使ったときにできるだけ目を覚まさないことを意識しました。
我が家が目指したのは、「覚醒しないトイレ」です。
この記事では、ネオレストAS2を選んだ理由、手洗いなし・窓なしにした理由、照明や内装、実際の変更費用まで紹介します。
TOTOネオレストAS2を選んだ理由
我が家が採用した便器は、TOTOの「ネオレストAS2」です。
トイレ本体については、家づくりの中でも比較的お金をかけた部分です。普段からトイレ掃除をすることが多いため、使う側だけでなく、掃除する側から見ても扱いやすいことを重視しました。

AS2がちょうど良かった
ネオレストASの中からAS2を選んだのは、AS1から追加される機能には魅力を感じた一方で、さらに上位の機種までは必要ないと考えたからです。
最上位だから選ぶのではなく、自分たちが欲しい機能と価格のバランスで決めました。
我が家にとっては、「AS2を選んでおけば、あとから上の機能が欲しかったと感じることは少なそう」と思えたことも大きかったです。
ローシルエットの見た目
ショールームで実物を見たとき、まず気に入ったのが見た目です。
ネオレストASはタンクが目立たないすっきりした形で、私たちは、いかにも「トイレ」というような野暮ったさをあまり感じませんでした。
我が家のトイレは大きな空間ではありません。だからこそ、便器そのものの存在感をできるだけ抑えたいと考えました。

掃除する側から見ても魅力があった
もちろん、見た目だけで決めたわけではありません。
ショールームでは、洗浄機能だけでなく、便器まわりや後方の掃除のしやすさも確認しました。
毎回の掃除で「ここに手が入りにくい」「ここだけ拭きにくい」という場所は、できるだけ少ない方がいい。
毎日使う設備だからこそ、掃除するときの小さなストレスも減らしたいと考えました。

約23万円増額してもネオレストAS2にした
住友林業の見積書では、
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 標準便器の減額 | ▲111,720円 |
| TOTO ネオレストAS2 | 345,600円 |
| 単純差額 | +233,880円 |
となっています。
※233,880円は上記2項目を単純に比較した金額です。トイレ全体のオプション費用ではありません。
便器だけで約23万円の増額なので、決して小さな金額ではありません。それでも採用したのは、毎日使う設備だからこそ、掃除性や見た目を含めて自分たちが納得できるものを選びたかったからです。
完成後に気軽に変更する設備でもないため、ここで妥協すると後から気になりそうだと感じました。
その結果がネオレストAS2でした。
トイレ内の手洗いをなくした理由
便器にはお金をかけましたが、トイレ内の手洗いは設けていません。
これは、我が家のトイレ計画の中でもかなり早い段階で決まったことです。
水まわりが増えれば、掃除する場所も増える
小さな手洗いでも、ボウル、水栓、排水口、カウンター、水はねする周囲など、掃除する場所は増えます。
我が家では、掃除しやすい設備を選ぶだけでなく、そもそも掃除する場所を増やさないことも大切にしました。
浴室でミラーやカウンターを外したのと、基本的な考え方は同じです。
すぐ隣にW1200の独立洗面がある
手洗いをなくせた大きな理由が、間取りです。
トイレのすぐ隣には、約1.5畳の独立洗面があります。洗面台はTOTOオクターブのW1200です。
トイレを出たら、その洗面台で手を洗います。
小さなトイレ内手洗いを別に設けるより、広い洗面台を使った方が私たちには使いやすい。来客にも、この独立洗面を使ってもらう想定です。
独立洗面についてはこちら。

手洗いをなくして97,350円減額
見積書では、
壁埋込手洗いカウンター:▲97,350円
となっています。
掃除する場所を増やさず、隣のW1200洗面を使う。その選択が、結果として97,350円の減額にもつながりました。
我が家にとっては、手洗いを付けない方が暮らし方に合っていると判断しました。
手洗いはなくしても、必要な収納は残した
手洗いをなくした一方で、必要な収納は残しています。
採用したのは、
壁埋込収納ユーティリティタイプ:18,190円
です。
ここには、トイレットペーパーや生理用品などを収納する予定です。必要なものはトイレ内に置いておきたい。でも、なるべく表には出したくない。そこで、床へ収納家具を置くのではなく、壁埋込収納を採用しました。
タオル掛けもなし
トイレ内に手洗いがないので、タオル掛けも必要ありません。
見積書では、
タオル掛けリングタイプ:▲5,590円
です。
手洗いもタオル掛けもない。でも、必要な収納はある。
目指したのは「何もないトイレ」ではなく、「必要なものだけあるトイレ」です。
トイレには窓も付けなかった
我が家のトイレには、窓を設けていません。
換気は、住友林業標準の人感センサー付き換気設備で行います。必要な明るさは照明で確保するため、私たちにとってトイレの窓は必須ではありませんでした。
窓を設けなければ、ガラスやサッシ、窓枠といった掃除場所も増えません。
もう一つ理由があります。
トイレは家の西側にあり、西側の外壁にはできるだけ窓を設けず、外から見たときにシンプルな外観にしたいと考えました。
つまり、窓なしはトイレだけで決めたのではなく、掃除性と外観の両方から判断しています。
外観全体についてはこちら。

「覚醒しないトイレ」を目指した照明計画
我が家のトイレ照明には、はっきりしたテーマがあります。
夜中に使っても、できるだけ覚醒しないこと。夜中にトイレへ行き、強い光を浴びると、一気に目が覚めます。それをできるだけ避けたいと考えました。
そこで、インテリアコーディネーターさんとも相談し、夜間の眩しさを抑えることを優先して照明を計画しています。
ただし、単純に暗いトイレにしたいわけではありません。
夜中に使うときは、強い光を避けたい。一方で、床や便器まわりを掃除するときには、汚れが確認できる明るさが必要です。
同じ場所でも、使う時間と目的によって必要な明るさは違う。
その考え方から、夜間の使いやすさと掃除時の明るさを両立できる照明計画にしました。
家全体の照明計画についてはこちら。


内装もダーク系で統一
トイレの内装も、落ち着いた色を中心にまとめました。
壁紙はサンゲツ「SP2565」。床は永大産業「SK-NE-CBK コンクブラック」です。
コンクブラックはトイレだけではなく、我が家のサニタリーフロアで共通して採用しています。
手すりカウンターと紙巻器にはウォルナットを取り入れ、家全体の木質感ともつながるようにしました。
ネオレストAS2のリモコンは、オプションのシルバーを選択。照明器具もダーク系でまとめています。
トイレだけを別のテイストにするのではなく、家全体で使っているウォルナット、黒、グレー系の色につなげました。
夜間の照明を抑えたときにも、落ち着いて見える空間を目指しています。

26坪の平屋なので、トイレは1か所
我が家のトイレは1か所だけです。
26坪の平屋なので上下階を移動する必要がなく、夫婦2人暮らしということもあり、1か所あれば十分と判断しました。
2か所に分けるより、毎日使う1か所を自分たちが納得できる設備と空間にする。
我が家には、その方が合っていると考えました。
まとめ|目指したのは「覚醒しないトイレ」
我が家のトイレでは、掃除性、見た目、快適性を重視してTOTOネオレストAS2を採用しました。
一方で、すぐ隣の独立洗面を使えるためトイレ内手洗いは設けず、窓も設けていません。必要な収納は残しながら、掃除する場所や視界に入るものをできるだけ増やさない計画です。
そして夜間は、強い光で目を覚ましにくい照明を意識しました。
実際にネオレストAS2の掃除性はどうなのか。手洗いなし・窓なしでも不便を感じないのか。そして、本当に「覚醒しないトイレ」になったのか。
答え合わせは、住み始めてから。

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