家づくりを始めた当初、洗面と脱衣室は同じ空間でもいいと思っていました。
ただ、来客時の使いやすさや夫婦2人の生活、トイレとの位置関係まで考えると、独立洗面の方が我が家には合っていると感じるようになりました。
最終的に設けたのは、約1.5畳の独立洗面です。採用した洗面台はTOTO「オクターブ」W1200で、当初のW900から300mm広げました。
我が家が目指したのは、「2人並んでも邪魔しない洗面」です。
この記事では、洗面と脱衣室を分けた理由、W1200へ変更した理由、TOTOオクターブを選んだポイント、収納や内装、実際の変更費用まで紹介します。

洗面と脱衣室を分けた3つの理由
我が家では、洗面スペースと脱衣室を分けています。
最初から独立洗面にすると決めていたわけではありません。間取りを検討する中で、次の3つの理由から独立させることにしました。
1.来客時でも使いやすい
洗面と脱衣室が同じ空間だと、着替えやタオルなど、お風呂まわりの生活感も一緒に見えやすくなります。
洗面を独立させておけば、来客にも気兼ねなく使ってもらえます。
2.入浴中でも洗面を使える
夫婦2人暮らしでも、一人がお風呂に入っている間に、もう一人が歯磨きやドライヤーを使いたい場面があります。
洗面と脱衣を分けておけば、お互いに気を使わず同時に使えます。
3.トイレ内に手洗いを設けていない
我が家では、トイレ内に独立した手洗いを設けていません。
トイレを出た後も、この洗面を使います。
そのため洗面には、身支度をする場所だけではなく、家の中の共用手洗いという役割も持たせました。
トイレ計画はこちら。

約1.5畳でもW1200|横幅にお金をかけた理由
独立洗面の広さは、およそ1.5畳です。
決して大きな空間ではありませんが、その中で特に優先したのが洗面台の横幅でした。
当初はW900でしたが、最終的にW1200へ変更しています。

夫婦2人で並ぶことを前提にした
W1200へ広げた一番の理由は、夫婦2人で同時に使うことが多いからです。
一人ずつ使うのであれば、W900でも問題なかったかもしれません。
でも現在の生活では、朝の支度や歯磨き、ドライヤーなどで、2人が同じタイミングに洗面台へ立つことがあります。
そこで、「一人なら十分」ではなく、「2人でも使いやすいか」を基準にしました。
欲しかったのは左右の作業スペース
W1200へ広げた目的は、単純に大きな洗面ボウルが欲しかったからではありません。
重視したのは、ボウルの左右に使えるスペースです。歯ブラシや化粧品、ドライヤーなど、身支度中に一時的に物を置ける余白があれば、2人で並んだときにも使いやすくなります。
私たちが欲しかったのは「大きな洗面台」ではなく、「2人で使いやすい洗面台」でした。
洗面台はTOTO「オクターブ」|掃除のしやすさを重視
洗面台については、各メーカーを長期間比較したわけではありません。
比較的早い段階でTOTOが気に入り、そのまま採用候補になりました。
選んだのは「オクターブ」です。
特に気に入ったのが、日々の手入れに関わる部分でした。

すべり台ボウル
洗面台は、毎日の手洗いや歯磨きで水や汚れが残りやすい場所です。
だから私たちは、「汚れないこと」より「汚れたときに掃除しやすいこと」を重視しました。
ショールームで実物を確認したことも、採用につながっています。

お掃除ラクラク水栓
水栓では、特に根元まわりの掃除のしやすさを意識しました。
水や汚れがたまりやすい場所だからこそ、日常的に手入れしやすいことを重視しています。

排水口も掃除性を重視
排水口も同じです。
髪の毛や石けん汚れなどが集まりやすい場所なので、手入れするときに面倒ではないかを確認しました。
洗面台は毎日何度も使う設備です。
派手な機能より、こうした日常の掃除に関わる部分の方が、私たちには重要でした。


スイング3面鏡|鏡を自分の方へ近づけられる
ミラーは、通常の3面鏡からスイング3面鏡へ変更しました。
追加費用は22,330円です。
採用した理由は、鏡を自分の方へ近づけられることでした。
髭剃りや化粧など、鏡へ顔を近づけたい場面があります。通常の鏡なら自分が前かがみになりますが、スイング3面鏡なら鏡の方を近づけられます。
小さな違いですが、毎日繰り返す動作だからこそ、使いやすさにつながると考えました。
鏡裏収納には日用品をまとめる
鏡の裏側には、歯ブラシ、化粧品、ドライヤーなどを収納する予定です。
洗面台の上には、なるべく物を出さないようにしたいと考えています。
物が少なければ見た目がすっきりするだけでなく、掃除するときに物をどかして元へ戻す動作も減らせます。

ベースキャビネットはオールスライド2段
洗面台の下部収納には、オールスライド2段を選びました。
奥の物まで見やすく、取り出しやすいと考えたからです。
鏡裏収納とベースキャビネットがあれば、我が家に必要な物は十分収納できると判断しました。
そのため、洗面スペースには追加の収納棚やニッチを設けていません。
収納量を増やすより、必要な収納を使いやすくする。
我が家全体の収納計画と同じ考え方です。

扉色はロイダルブラウン|家全体のウォルナットにつなげる
洗面台の扉色は、ロイダルブラウンを選びました。
我が家では家具や造作などにウォルナット系の色を多く使っています。洗面だけ別の雰囲気にするのではなく、家全体の木質感になじむ色を選びました。

タオルレールはKAWAJUN
タオルレールには、KAWAJUN「SC-601-XC」を採用しました。
ここは機能というより、見た目が気に入って選んだ部分です。
洗面台本体では使いやすさや掃除性を優先しつつ、毎日目に入る小さなパーツには、自分たちが気に入ったデザインを取り入れました。
洗面には窓を付けなかった
我が家の洗面スペースには、窓がありません。
必要な明るさは照明で確保できると考え、採光のためだけに窓を設ける必要性は感じませんでした。
窓を付けなければ、ガラスやサッシなど掃除する場所も増えません。
照明は標準仕様
照明については、特別なグレードアップをしていません。
我が家が洗面で優先したのは、W1200の横幅、スイング3面鏡、掃除のしやすさ、収納の使いやすさです。
必要だと感じた部分にはお金を使いますが、すべてをオプションにする必要はないと考えました。
コンセントは日常の使い方から
洗面では、ドライヤーや電動歯ブラシを使う予定です。
コンセントも、それらを実際に使う場所を想定して計画しました。
設備単体ではなく、「そこで何をするか」から決めています。
W900からW1200へ|洗面の変更差額は+117,190円
今回の見積書で確認できる洗面関連の変更項目は、次の通りです。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| W900洗面台の減額 | ▲177,490円 |
| W1200洗面台 | 272,350円 |
| スイング3面鏡への変更 | 22,330円 |
| 3項目の単純差額 | +117,190円 |
当初のW900仕様から、W1200+スイング3面鏡へ変更した部分については、見積書上で117,190円の増額となりました。
※掲載している金額は、我が家の見積書に記載された3項目の単純差額です。洗面スペース全体の総額ではありません。
カーテンBOX 8,126円は洗面費用に含めない
同じ見積書には、カーテンBOX 8,126円も記載されています。
ただし、これは洗面用ではなく、すぐ隣のパントリーで使用するものです。
そのため、この記事では洗面の変更費用には含めていません。

まとめ|目指したのは「2人並んでも邪魔しない洗面」
我が家では、洗面と脱衣室を分け、約1.5畳の独立洗面にTOTOオクターブW1200を採用しました。
当初のW900から広げたのは、夫婦2人で並んで使うことを前提にしたからです。さらに、すべり台ボウルやお掃除ラクラク水栓、スイング3面鏡、鏡裏収納など、毎日の使いやすさと掃除のしやすさを重視しました。
一方で、窓や追加収納は設けず、必要だと感じた部分へ予算を使っています。W900からW1200+スイング3面鏡への変更差額は117,190円でした。
実際に2人で並んだときの使いやすさや収納量、掃除性が期待どおりなのか。
答え合わせは、住み始めてから。
関連記事

